デフレ不況の引き金となった橋本政権による消費税率引き上げの翌年1998年に自殺者が急増して3万人を超えました。それから昨年までの13年間、自殺者数は年間平均3万2500人で高止まりし、この間の自殺者数の合計は42万人以上にのぼっています。
毎日約90人が自殺しています。未遂は既遂の約10倍だそうですから、自殺未遂も含めると毎日1000人です。自殺者数は交通事故死者の6~7倍です。先進国の中でも突出して多く、自殺率(10万人当りの自殺者数)はアメリカの2倍、イギリスやイタリアの3倍です。
自殺は決して個人的な問題ではなく、同じような境遇の人が同じような理由で自殺に追い込まれているという意味で、「その背景には様々な社会的な要因がある」(自殺対策基本法第2条)と考えて「社会的な取り組み」が求められています。
心ある人達の様々な取り組み(例えば、ライフリンクの清水康之氏、自殺対策に取り組む僧侶の会の藤澤克己氏)にもかかわらず、事態はますます深刻になっているようです。
若者(20代~30代)の自殺率は20年前の1.5倍になり、自殺が死因の第一位となっています。「自殺を考えたことがある」人の割合も30代が最も多く、次いで20代が多くなっています。頼みの綱の女性の自殺率は世界第2位の高さです。
社会の閉塞感が蔓延し「生きる意味の不況」が深刻化していることの現れでしょう。経済のグローバル化と規制緩和による競争激化でリスクはどんどん高まるのに、適切なセーフティネットが用意されていないので、若者はもう「飛べ」なくなっているのでしょう。「ハイリスク・ローリターン」なのに「飛ぶ」のは無謀というものです。
国家の三本柱は国防と経済と価値規範なのに、戦後の日本は敗戦国として経済的繁栄の追求しか許されて来なかったのかもしれません。価値規範の空洞化が「経済的不況=生きる意味の不況」と短絡させてしまうのかもしれません。戦勝国に徹底的に隷従した敗戦国の末路は「国家の正当性の喪失(de-legitimatization)」と「国民の士気の喪失(de-moralization)」だそうですが、戦後60年以上経っていよいよそういう現実が日本という敗戦国家を覆い始めたのかもしれません。
しかし、そんな身も蓋もない議論をしていても、毎日90人が自殺するという悲しい現状は変えられません。「自殺は避けられる死(avoidable deth)」(WHO)だと考えて社会的な対策をしっかり講じていくしかないでしょう。
実際、例えばフィンランドは自殺対策を国家プロジェクトとし、10年間で自殺率を3割も減らすことができたそうです。県別自殺率が平成7年から平成18年までトップだった秋田県は全県的な取り組みの結果、過去最高だった平成15年の519人から平成22年には368人まで減少させることができています。自殺率トップの汚名も平成19年には山梨県に譲っています。京丹後市(京都)や栗原市(宮城)や足立区(東京)などでも地域的課題として取り組んで成果を上げています。
ポイントは、ややもすれば行政が施策者本位で縦割りの対策を立案するところを当事者や現場を対策立案の原点として当事者本意の対策となるように首長が強力なリーダーシップを発揮して横串を通すことです。この点においては政治家の集団である議会も協力を惜しまないことです。
実は、先週の土曜日(12月10日)に、ライフリンクの清水康之氏の講演「自殺社会から生き心地の良い社会へ ~今、私たちにできること~」を聴いてきました。町(健康介護課)主催だったので金坂町長も出席され冒頭で挨拶されました。「人間関係の希薄化は他人事ではない」「自殺問題を社会問題として各人が受け止めて欲しい」「生き心地の良い社会実現に寄与したい」とおっしゃっていました。
質疑応答で「自殺対策は政治の責務とは具体的にどういうことか」という質問に対して、清水氏は「政治家でもある首長のリーダーシップの下、当事者本意の総合的な対策を推進するために関係機関が連携を図りながら各施策を実践に移して行くこと」と応えていらっしゃいました。講演が終わった時、年配の女性が町長に「是非、やるべきことをきちんと実践してくださいね」と念押ししていたのが印象的でした。
地方自治法では、議長及び副議長の任期は議員の任期による(103 条②)とされていますので、法定では4年です。しかし、多くの地方議会では議長の任期についての「申し合わせ」や「慣例」があり、毎年変わる議会も少なくありません。
実際に、全国市議会議長会の「市議会の活動に関する実態調査(平成22年)によれば、全809市中9割近い719市で「申し合わせ」や「慣例」があります。人口の規模によってその比率は異なり、規模が大きくなるに従って比率は低下しますが、5〜10万未満の自治体で最も高く(92.5%)なっています。大網白里町は市ではありませんが、ちょうどこの区分に入ります。
平成22年12月31日現在:809市
実際の任期は、法定の4年間という議会はわずかに104市(12.9%)しかありません。任期2年以下が615市(76.1%)もあります。一番多いのは任期2年(46.4%)ですが、任期1年も約3割(29.7%)を占めています。
任期4年の比率は人口規模が20万を超えるとそれぞれの人口区分で1市か2市しかありません。人口規模が大きくなるに従って「申し合わせ」や「慣例」が少なくなるのに、任期4年は減ってきて、「その他」の比率が多くなります。「その他」の中身については、この調査では明らかにされていません。おそらく3年ということだと思います。まさか1年未満ということはないとは思いますが...
どうして法定では4年なのに実際にはそれ以下なのかといえば、議長自ら「辞表(辞職願)」(108条)を提出するからです。議長に対して不信任決議案を議決することは可能ですが、地方自治法にはその議決に対して法律上の効果を付与した規定はないので、議長不信任の議決で議長を辞めさせることは出来ません。自ら議長職を辞職するか、議員たる身分を辞するしかありません。
それにしても、どうして法定の任期を全うすることなく自ら辞職するのでしょうか?執行部のトップが首長であるように、議会のトップは議長であるのに、どうして1年持ち回りのような「申し合わせ」があるのでしょう。
一つには、議長の報酬は一般議員より2割前後高いので、その特権をなるべく多くの議員とシェアしようということなのかもしれません。
もう一つには、やはり名誉職であって、議員を何期かやれば一度くらい議長にならないとみっともないという思いがあるのかもしれません。公用車も使えるようになります。因みに、大網白里町では、町長はクラウン、議長はセドリックです。
もう一つ、議長になれば一般質問をしないで済むということもあるかもしれません。
何れにしても、議会改革の先頭に立って議会を引っ張っていくというような意識とは全く別次元の動機が作用しているとしか思えません。
さて、ここまでは市議会の議長について書いてきましたが、意外なことに町村議会では事情は全く異なります。
全国町村議会議長会の実態調査第56回(平成22年7月1日現在)によれば、941の町村議会においては、議長の任期は過半数の520議会(55%)が法定の4年であって、1年という議会はわずかに70(7.4%)だけです。市議会とは全く逆の傾向になっています。
どうして市議会議長と町村議会議長とでは実際の任期がこれほど異なるのでしょうか。市議会では、4年任期が12.9%、2年以下が76.1%、町村議会では、1年任期が7.4%、2年以上が89.7%と実に対照的です。
一つには議員定数の違いが原因になっているのかもしれません。市議会議員の定数(実数)の平均は26人ですが、町村議会議員の定数は13人でちょうど半分です。
議員の数が少なければ議長の「順番」も早く回ってきますが、多くなればなかなか回ってこないので任期を短くせざるを得ないというところでしょうか。
議長ポストという「美味しい」稀少財をなるべく多くの議員とシェアするためには「細切れ」にせざるを得ないということであって、この希少財はもっぱら「消費」するためにあるということでしょうか。
議長というポストを議会のために有効活用しようという意識は希薄なようです。地方議会不要論が唱えられたり、「地方自治法の抜本改正」が総務省で検討されているのもやむを得ないことかもしれません。
因みに、大網白里町の議会は昭和29年12月1日に市町村合併した際に召集された臨時議会から数えて今年で57年目ですが、現在の議長は第47代目です。平均任期は1.2年です。昨年12月6日に就任された現議長は今回の選挙には出馬されなかったので任期は1年ということになります。
大網白里町は、従って、町村議会の中では圧倒的な少数派である任期1年という「申し合わせ/慣習」を大事に守っています。例規集とは別の「先例集」にも規定がないので、明文化されていない「申し合わせ」が50年以上口承されてきたというのは驚くべき「伝統」です。
大網白里町の法定人口は、実は、941ある町村の中で4番目に多く、809ある市の中では532番目の人口規模の茨城県鉾田市(50,161人)
とほぼ同等です。議長の任期1年というのは、町の中では少数派ですが、市の中では中間派になります。市制移行は再来年の1月ですが、議長の任期という点では既に立派に市制移行済みというべきでしょうか...
医師は「病気のプロ」であって「健康のプロ」ではないので、予防医療の実践には保健師の活動が重要だと思っています。しかし、歯科医師と内科医脚が連携することによって、糖尿病や歯周病を予防することができそうです。病気のプロの医師同士が病気相互の因果関係に着目して病気を予防する取り組みが始まっています。
特定健診の検査項目に「クレアチニン検査」を追加して人工透析導入を回避するだけでなく、血糖値の高い方に「歯科受診を促す連絡票」を渡すことで、糖尿病を予防するということも実施していかねばなりません。お仕着せの特定健診も様々な工夫によって予防医療と医療費削減に貢献できるということです。
以下「NHK 生活情報ブログ」から編集
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/1000/101436.html
最近の研究で全身のさまざまな病気との関連が分かってきた歯周病。その中でも特に強い関連が指摘されているのが糖尿病です。
徳島県阿南市では特定健診での血糖値に着目し、血糖値が一定の値以上だった人に歯科の受診を促す連絡票を渡しています。歯周病を治療することで血糖値を改善するのがねらいで、市は糖尿病の治療にかかる医療費の抑制にもつながると期待しています。
さらに、取り組みの効果を上げる方法として、地元の歯科医師や医師などが現在検討しているのが、医科から歯科に患者を送る仕組み作りです。血糖値の高い人を歯周病の治療に結びつけるだけでなく、歯周病の患者も糖尿病治療につなげようというのです。
取り組みの中心になっている徳島県歯科医師会の岡本好史理事は
「歯科と医科双方から患者にアプローチして互いに患者を紹介し合うことで、より改善効果を高めることができる」と話していて、さらなる連携強化の必要性を訴えています。
こうした歯科医師と医師が連携して歯周病や糖尿病の改善を進めていこうという取り組みは、全国的に見ても、まだ一部の歯科医師や医師の間で行われているだけです。徳島のように行政も一緒になって連携のシステムが確立されているケースはほとんどありません。
糖尿病も歯周病も自覚症状がなく、気づいたときには手遅れというケースも少なくありません。私は、これまで足の切断や人工透析に至った糖尿病患者を取材する中で、「もっと早くからまじめに治療に取り組んでいればよかった」という後悔の声を多く聞きました。また、歯を失うと食事を楽しむことができなくなるだけでなく、全身にさまざまな悪影響を及ぼします。
歯周病と言われたら、糖尿病の可能性も疑ってみる。また、糖尿病の人は歯のケアにも取り組む。
今回の取材で、それぞれが高い意識をもって取り組む必要性を改めて感じました。
(徳島放送局記者・辻英志朗)
時代遅れの公職選挙法は「選挙期日後において、当選又は落選に関し、選挙人にあいさつする目的」で、「文書図画を配布し又は掲示すること」を禁止しています。
名前の連呼と「義理や人情」が選挙運動の中心になっている現状では、日常生活ではごく当たり前の儀礼も既に次の選挙のための運動となってしまうということなのでしょう。
立候補者と選挙人とは法で規制しなければ買収行為を行うものだという「性悪説」に立った公選法が未だに有効である以上、残念ながら、
「みなさまのご支援に心から感謝致します」
という日常生活ではごく当たり前の言葉も「選挙人にあいさつする目的」で「文書図画」にすることはできません。
面白いことに、電話がこれほど普及する以前に成立した公選法は、電話に関する規制はありません。しかし、電話よりも新しいメディアであるインターネットは「文書図画」であるとみなされてこの時代遅れの公選法が見事に適用されています。
民主主義の基盤は「ロゴス」ですが、「阿吽の呼吸」や「沈黙は金」が肯定的に語られる農耕文化を精神構造の基底に持つ私たちには「ロゴス」は、そして「民主主義」はなかなか馴染まないのでしょう。「ロゴス」は「言語」「論理」「真理」などと訳されますが「論理的に語られたもの」という含意をうまく表現した日本語訳がないのも私たちの文化を象徴しているような気がします。
選挙において、立候補者が「何を語るか」よりも、立候補者と「どれだけ近しいか」が判断の基準になるのも、私たちが長い歴史の中で育んで来た精神性故なのかもしれません。
だから、選挙運動の中心は「名前と顔を売ること」になってしまいます。僅か5日間の選挙運動期間中は大きな顔写真と名前のポスターを街中に貼り巡らし、街宣車で名前を連呼するという何とも滑稽なことになってしまいます。
一番喜んでいるのは無邪気な子供たちです。どの候補者の街宣車にも一生懸命手を振ってくれます。子供たちにとってはお祭りのようなイベントなのでしょう。こちらが手を振っても聞こえないふりをしてひたすらまっすぐ歩き続ける大人のほうが如何にも「子どもっぽい」と感じてしまいます。
お仕着せの民主主義が性悪説の公選法を生み、この滑稽な選挙運動をもたらしているとすれば、私たちは、もう一度、私たちの国や社会の運営原理についてきちんと考える必要があるのではないかと思います。
アリストテレスは民主政を「悪い形態の中では、最も悪くないもの」と評価しているそうですから、決して最善の政治体制ではないのでしょう。あちこちと綻びを見せ始めた資本主義とともに再考する時期に来ているのかもしれません。広井良典が構想する「創造的定常経済システム」は大きなヒントを提供してくれていると思います。
名前の連呼や自分の大きな顔写真が街中に溢れるというのは、胃が痛くなるほど情けない恥ずかしい経験でしたが、それでも、私が一番力を入れたチラシやホームページの「ロゴス」を読んでくださった「善意の人」が「沈黙」を破って投票に行ってくださったことほど嬉しいことはありません。
「大網白里町に移って来て20年、一度も投票に行ったことがない」という方も投票に行って下さいました。「あなたのおかげで漸く光が見えてきた」と直接言ってくださったかたもいらっしゃいました。
投票に行かれる前に「立候補者のお考えを直接お聞きしたい」と言って電話をして来られた若い方もいらっしゃいました。これこそ、私が望んでいる選挙運動のあるべき形です。
当選おめでとうございます。
ブログ、チラシの政見を是非実現してください。
町民の支援が必用な時にはブログで呼びかけてください。
いつでも、参加、応援しますよ。
当選おめでとうございます。万歳!!本当に良かったですね。支援者へのお礼状は公職選挙法に違反するとありますが一色さんにはこれからも一町議にとどまらず、活躍して欲しいので一色さん本人からでなく、後援会~町政を身近にする会としてお礼状を送れば違反にならないと思います。皆さん、送っているしそれで違反になった話は聞いたことありません。次も出るのであれば必要だと思います。
一色さんへ
当選おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
一色さんが望んでいる選挙運動のあるべき形も大賛成です。一色さより大網に長く住んでいますので率直にコメントさせて頂きます。
公職選挙法ですが、戦後議員立法でつくられた法律で50年経過しています。時代に即していません。4回のチラシも読まして頂きましたが、ご理解頂いた方が投票されたと思いますが886票にはほど遠
い票です。地元の方に感謝の意を伝えるべきです。
私の地区では、行き過ぎた感謝の表現で警察の手を煩わせることはありませんでした。一工夫して伝える方がベターです。
一般の住民には、「ロゴス」も「創造的定常経済システム」も理解され、賛同される方は稀です。それより、「個人が自立して行く為に地域のコミュニティづくり・福祉・環境・経済が調和した持続可能な大網白里町づくり」的表現なら理解できるかと思います。
一色さんの学歴から言って、不思議に思いませんがコメント頂く方が一般住民であることを意識すべきと考えます。多くの人に読んで頂いて一色さんの知恵と実行力を知って頂くことが肝要です。
一色さんのHPに現在3906回訪問されています。この方々が共感されて投票いただくと次回はトップ当選です。横文字を避けてわかりやすい文章に心がけて大きい文字にしてください。
今後の活躍を期待しています。
はありませんでした。
みなさま、
暖かい祝福のコメントありがとうございます。
公選法違反取締の中心は買収で、文書図画の配布や掲示に関しては比較的寛容だとの話も聞きます。当局も公選法が時代にマッチしていないことを充分ご認識されているのかもしれません。
地元のみなさんは気軽に声をかけて下さるので、その都度丁寧にお礼をさせていただいています。今日も、コンビニの駐車場や自宅前で声をかけて下さいました。
実は、ほとんど名簿らしい名簿はないので、お礼状の送り先もあまりありません。それでも、政治団体に入会してくださった方が多少はいらっしゃいますので、「みやこ野の住人」さんのアドバイスに従って、後援会名でお礼状を出そうかと思っています。
メールで頂いた祝福には返信させて頂いています。
このホームページの文字は確かに小さいですね。16ポイントに変更しました。
分かりやすい文章を心がけているつもりですが、ついつい長くなったり、理屈っぽくなったり、カタカナが多くなったりしてしまいます。
メールで「1 まず、ぱっと見て、漢字が多く、読みづらい。2 正確に伝えたいがために、字数が多く、何を一番に伝えたいのかわかりにくい。」とのご指摘も頂いています。「難しいことを難しく伝えることは誰でもできますが、誰にでもわかるように伝えることは結構骨が折れます。」ともお書きいただきましたが全くその通りだと思います。
読者や有権者に阿ることはしたくありませんが、本質をわかり易い言葉で表現することとは別でしょうから、努力していきたいと思います。
当選おめでとうございます。結果にがっかりです。この町を変えようと思ってる人の少なさに。一色さんのチラシなどで私もまた何も知っていないことに気付きましたけど。つぶされない様是非是非がんばってくださいね。取り敢えずは人を動かさないと。元気で暇な60.70代大勢いますから使って下さい。 東京から1時間足らずで大網駅。平坦な田んぼ道を九十九里海岸(なかなか見つからない よう)まで花の道をサイクリング。レストラン(放棄地いっぱいあるし)で地元野菜やお魚料理なんて如何? 身近なところから気持ちをつかむ作戦です。小さいかあ。ご健闘をお祈りいたします。
コメントありがとうございます。確かにもっと多くの方が私に投票して頂きたかったとは思います。「義理と人情」で投票する方もまだまだ沢山いらっしゃったのかも知れません。しかし、私自身の準備期間が短すぎたこともあって、充分に私の考えが浸透しなかったということもあろうかと思います。
1票は1票ですが、そこに強い変革への思いが込められた1票と「義理と人情」の1票では、1票の重みが違うだろうと考えています。
有権者が完全に同質であれば、得票数で単純に比較することは可能でしょうが、現実にはそんなことはありえません。言ってみれば、得票数の比較は身長と体重を比較するようなものです。
しかし、身長も体重も人間を評価する指標であることには違いがありません。少なくとも太陽の高さで伸び縮みする影の長さよりは確かなものでしょう。身長と体重を比較するのではなく、身長と体重を使って算出するBMIのような指標で考える必要があるのだと思います。大事なのは身長や体重ではなく健康な体と健全な精神なのではないでしょうか。
ご当選おめでとうございます。
残念ながら大網住民ではないので一色さんのご活躍の恩恵もないのですが、時折このホームページを拝見して、隣町がより住みやすい方向に発展していく姿を見つつ心より応援している次第です。
レストラン、売店、個人経営はすぐつぶれる。道の駅などの支援が必用。町全体が関心持ち、人を呼び込むチャンネル、経営、支援体制を組んで動くような仕組みを創ろうよ。

自助には限界、公助は先細る...
人の世話にはなるべくなりたくないとは思いますが、都内では毎日6人が孤独死(孤立死)していると聞くと「一人で死ぬこと」はできても、やはり「ひとりで生きる」ことは難しくなってきているのかなと思います。自助は基本ですが限界があります。65歳以上人口が過半数を占める集落(限界集落)が全国に約8千弱あり、その約9割は10年以内または何れ消滅する可能性があるといわれています。こういう地域は独居の高齢者が多いのです。夫婦もいつまでも二人ではいられません。私たちの町にはまだ限界集落(地区)はありませんが、高齢化率が40%を超える地区が数カ所あります。
「一人で生きること」が出来ない人は行政が助けてあげればいいと元気な人は考えがちですが、世界最速の高齢化と20年以上続く実質的な不況でお国の借金はGDPの倍を超えて終戦直前よりも危機的な状況です。実はギリシアやイタリアの比ではありません。2025年には団塊の世代が全員後期高齢者になり、現役世代約2人で一人の高齢者を支えて行かねばならないことになります。公助は先細っていくことが目に見えているのです。
自助には限界があり、公助は先細ることが目に見えているとすれば、互助や共助に頼らざるを得ません。
65歳は今でも高齢者?
高齢化率を国連が定義したのは1956年です。この年の日本人男性の平均寿命は63.59歳でした。現在(2010年)の男性の平均寿命は79.64歳です。50年ちょっとの間に16年も寿命が伸びました。今では、高齢者を前期高齢者と後期高齢者とに分けていますが、1956年当時の定義を考えれば、前期高齢者はもはや「高齢者」ではないのではないでしょうか?実際、元気な「高齢者」が私の回りにも沢山いらっしゃいます。
人口の40人に一人がホームヘルパーという町
島根県にある邑南町は人口約1万2千人という小さな町ですが、ホームヘルパーの資格をもった人が300人もいます。40人に一人がヘルパーさんです。この町の高齢化率は40%弱ですからホームヘルパーも「高齢者」が多いようです。ですから、実際には「元気な高齢者」が「支援の必要な高齢者」のお世話をしているという構図です。この町の高齢化率は2050年の日本全体の高齢化率の予測値と同じなので、この構図は40年後の日本の社会全体を先取りしているとも言えます。
介護支援ボランティア制度
東京の稲城市が4年前に始めたこの制度は、65歳以上の方が介護保険施設などでボランティア活動を行うとポイントがもらえ、それを現金に替えられる(年間最大5千円)という公的な制度です。高齢者はこれによって社会貢献ができるので、それが「生きがい」になり、介護予防にもなります。結果的に介護保険の給付費用も減るという一石二鳥の優れた制度です。私たちは是非この制度を大網白里町でも早急に導入すべきだと考えています。
地域にはライフサイクルがある
私たちの町で今急速に人口が増えているのは、みどりが丘地区で、過去4年間で人口が約1.5倍になりました。来年は季美の森を間違いなく超えるでしょう。注目すべきなのは、15歳未満の子どものいる世帯が1.5倍になったという事実です。要は子供が増えたということです。この結果、みどりが丘全体の年少人口率(15歳未満の人口の構成比)は29.1%で、高齢化率はわずかに9.5%です。これは、みどりが丘を除く町全体の年少人口率(12.4%)と高齢化率(23.8%)と全く逆になっています。季美の森地区は既に人口が減少し始めました。人間にライフサイクルがある以上、人間の集まりである「地域」にもライフサイクルがあります。その地域で生まれた子供たちが同じ地域で大人になり、子供を作ってくれれば出生率にもよりますが、定住人口が高齢化により減少する一方ということはないでしょう。季美の森で人口が減ってきたのは、街びらき第一世代の多くがリタイア世代であり、この方達の多くが高齢夫婦になり、そして何れ独居になり...
というプロセスが進行している結果です。
私たちの町でそういう地域になる可能性が最も高いのは「みどりが丘」だと思います。定住人口が減少し、しかも高齢化率の高い地域の定住人口を増やすのはなかなか困難です。そういう地域は流入人口や交流人口を増やす工夫をすべきでしょう。しかし、誰がその工夫をして実際に活動してくれるのかといえば、やはり定住人口が増加している地域の現役世代でしょう。だとすれば、私たちの町の未来を担う子供たちを大切に育てて、この町を盛り立ててもらわねばなりません。子供たちが大網白里町を「生まれ故郷」として大切に思えるように育てる必要があるでしょう。そのためにも、みどりが丘には教育投資を重点的に実施すべきです。たとえば、小中一貫校をみどりが丘に作るというようなことも真剣に検討すべきだと私たちは考えます。
地域に支えられた農業(CSA: Community Supported Agriculture)
アメリカを中心に世界で広く普及している制度で、地域住民が会員組織を通じて地元の農業生産者に作付け前に商品代金を支払い、収穫時に農作物を受け取る仕組みです。生産者は資金繰りを心配せずに収入の安定化が図れるので、収穫が不安定になりやすい有機農業等も安心して行えます。消費者は食の安全を確保することができます。
私たちの町でも、既に1万4千人の人口規模になった5団地の住民が、この仕組を活用して、この町の農業生産者の有機農業を支えて行くことができるのではないかと思います。

一色さんのHPを拝見しました。とても共感できるないようでした。
恥ずかしながら今まで政治には全く興味がなく、1回も町の選挙には行った事がありませんでしたが、今回の選挙は絶対に行って投票したいと思います。大網白里町をより良い町に変えるお力になれれば幸いです。頑張って下さい!
地域で2極化する人口...
大網白里町は昭和29年に2町1村の合併で誕生しました。丘陵地域(瑞穂+山辺+大網)の旧大網町、田園地域(増穂)の旧増穂村、海岸地域(白里+福岡)の旧白里町(旧福岡村の一部を含む)というそれぞれに特色ある地域が合併して東西に長い町が形成されました。それぞれの地域の人口は、4年前と比較すると下記の通り人口増加地域と減少地域とに分かれます。
丘陵地域で人口が増え高齢化率も低いのは、昭和50年代以降、この地域で住宅開発が進み、特に所謂5団地構想が推進されたからです。合併当時2万5千人ほどだった町の人口は、今や倍増して5万人を超えるようになりましたが、これには5団地の約1万5千人弱が大いに寄与しています。5団地だけを見れば、人口は20%近く増え、高齢化率は12.3%に過ぎません。
増穂地区が白里+福岡地区よりも人口減少の度合いが少ないのは、南横川(弥幾野)や北飯塚等で早くから比較的規模の大きい住宅開発が進んでいたからです。白里+福岡地区は住宅開発があってもミニ開発だけなので、人口増には結び付きませんでした。
私たちの町は、確かに山武郡市の6市町の中で唯一人口が増えている自治体ではありますが、地域ごとに見ると、人口が増え続けている西部丘陵地域と減少し続けている中央の田園地域及び東部海岸地域に2極化しているということが分かります。
人口減少も強みになる.... 九十九里の向こうにサンタモニカが見える
人口減少傾向が続いている白里地区や福岡地区に、従来型の定住人口増による地域再生・活性化策を適用するのは無理があるでしょう。それよりも、人口減少と高齢化は客観的な情勢の変化だと率直に受け止め、それを前提として、むしろ交流人口を増加させるような地域全体の再構築を図るべきだと思います。
例えば、首都圏に約200万人と言われる週末ファーマーを呼び込む農業体験施設(クラインガルテン=滞在型市民農園)を作れば、高齢化が進む農家の方が、農業のプロとして週末ファーマーを指導することができます。平日の農作物の面倒を見ることもできるでしょう。耕作放棄地になりかねなかった農地も活用できます。いきがいと新しい人間関係と収入とが得られることになるはずです。血縁によらない家族の再構築も可能かもしれません。
宿泊設備を備えたレストラン(オーベルジュ)を誘致すれば、高級野菜やクラインガルテンの無農薬野菜を料理に使ってもらえます。海岸地区は太平洋を隔てた対岸のサンタモニカのようなリゾート地に変身できます。ビーチサッカーやビーチバレーのメッカにしましょう。大きな農家の空き家となった離れを若い芸術家たちに提供し、まちづくりに彼らのみずみずしい感性を活かしましょう。増穂地区や白里地区にある高齢者や障害者の福祉施設と連携したグリーン・ケアも推進します。
現在、増穂地区を中心に運行しているコミュニティバスも交流人口が増えれば、利用客も増えて便数やルートも充実し、運行地域も拡大できるはずです。この地域は新しい農と食とアートと福祉のまちづくりを志向してはどうでしょう。
私たちの病院に「管外搬送」されて来る日....
季美の森に隣接した千葉東テクノグリーンパークにできる東金九十九里地域医療センターは56人の医師と300人近い看護師を採用する予定です。これだけ多くの医療従事者に来てもらうには地域を上げての協力が不可欠です。例えば、みどりが丘や季美の森5丁目に町営住宅を作って優遇家賃で住んでもらってはどうでしょう。住宅ローンについて住民税や固定資産税を減税する制度も検討すべきでしょう。定住人口が増えれば子供も税収も増えるはずです。
私たちの住む地域(保健医療圏)は千葉県でも最悪の医療過疎地ですが、准看護師は千葉県平均の1.5倍(人口10万人当り)と比較的多いので、この准看護師たちを正看護師に育て上げる支援(国家資格取得のための奨励金や奨学金支給)をしてはどうでしょう。みどりが丘の町有地に看護学校を誘致することも考えられます。
新しい医療センターは効率的な病院経営のために医療に関わる膨大な周辺業務を外注する予定ですので、大網白里町側でこのビジネスチャンスを活かして積極的に受託するべきです。
3つの病院と診療所や薬局、高齢者及び障害者福祉施設等との連携によって地域包括ケアのネットワークを構築し、病院を核としたまちづくりが進めば、いつの日か私たちの病院を頼って「管外搬送」されて来るでしょう....
外房地区の玄関口.... 成田も羽田も近い、そして太平洋は目の前だ
現在、大網駅東土地区画整理事業が進められていますが、肝心の駅南側や北側の再開発は全く進んでいません。昭和47年にできた駅舎の老朽化も限界です。「駅南側ロータリーの新設」に関しては、まだ基礎調査すら着手されていません。「町の顔」であり「外房地区の玄関口」でもある大網駅を早急にリフレッシュすべきです。都市計画税の導入が難しければ、例えば、民間事業者の能力を最大限に活用する都市再開発の手法(特定建築者制度)を検討してみてはどうでしょうか。
自治体サバイバル時代を勝ち抜く.... 世界の大網白里を目指して
中央集権から地方分権になれば地方自治体はみな豊かになるだろうというのは幻想で、実際には自治体ごとの格差が広がりつつあります。財政的な格差に付いては、一方で夕張市のように破綻するところもあれば、地方交付税の交付を受けない地方自治体(不交付団体)もあります(市町村で74団体:平成22年度)。
自治体間の格差は財政的な格差や社会資本の格差にとどまらず、地域住民の健康格差にまで及ぶ可能性があります。救急搬送先の病院が少なく、たらい回しの結果、助かるはずの命が失われてしまう地域がある一方で、保健師の活躍で人工透析導入者が減ったり、胃がんによる死者が少なくなったりする地域もあります。介護保険の給付費を抑制するために制度の説明をきちんと住民にしない自治体もあります。
「住みたい住み続けたい」と思える自治体の定住人口は増えるでしょうが、そうでない自治体からは住民が流出していきます(「足による投票」)。実は5団地の中にも既に人口が純減している地区がでてきています。これが「足による投票」なのか、高齢化で有料老人ホームなどへ転居した結果なのかはよく分かりません。
日本全体が右肩上がりの成長をしていた時代には、自治体間の競争を意識する必要は少なかったでしょうが、人口が純減する現在にあっては、住民の豊かな生活を確保するためには、自治体が強く優しく逞しくなって自治体サバイバル時代を勝ち抜く必要があります。そのためにも、狭い地域の中での競争ではなく、もっと広い視野に立って自治体を運営していくことを行政も議会も住民も真剣に考えて行く必要があると思います。
そして、対岸のサンタモニカ市と姉妹都市になり、私たちは世界の大網白里市になる....
確かに山武長生夷隅保健医療圏は、千葉県内の9つの保健医療圏の中で最悪の医療過疎地域です。例えば、10万人当り医師数は、千葉県全体では165.0人ですが、山武長生夷隅は97.1人で9番目です。しかも、100人以下なのは山武長生夷隅だけで、8番目である君津は124.5人で、27.4人もの差があります。
そもそも、千葉県は国内47都道府県中45番目なのですから、そこで最悪というのは如何にひどい医療過疎地かということが分かるでしょう。
しかし、医師以外の医療従事者を見ると意外なことが見えてきます。実は、保健師は10万人当り37.9人で、44.9人の安房保健医療圏に次いで第2位で、千葉県平均の28.1人を大きく凌駕しています。
医師は病気の専門家であって健康の専門家ではないと言われますが、それでは誰が健康の専門家といえば、保健師ではないでしょうか。実際に、尼崎市や長生村の保健師の「予防医療」によって人工透析患者や胃がんによる死亡者等を減らすことができています。
感染症から生活習慣病などの慢性疾患へと疾病構造が変容(健康転換)した現在では、医師以上に保健師の活動が重要になってきたというべきでしょう。この意味で、私たちの保健医療圏は保健師が相対的に多いという強みをもっと活かすことを真剣に考えるべきでしょう。
もう一つ、面白い事実があります。私たちの保健医療圏の看護師数は10万人当り264.3人で、これも医師と同様最下位です。千葉県の平均である473.8人の半分強でしかありません。しかし、准看護師は277.6人で4番目に多いのです。千葉県平均の189.4人の約1.5倍です。看護師が集まらないから准看護師で何とかしのいでいるという事情もあるのかもしれませんが、とにかく准看護師を多く集めることができるのであれば、准看護師を看護師に育て上げる努力をしてはどうでしょう。看護師になるための支援金制度を作ったり、看護学校を誘致して奨学金を提供するようなことも考えてはどうでしょう。
弱みばかりに目を奪われて、ないものねだりをするよりは、強みをもっと活かすことを前向きに考えることが大切だと思います。
10月4日に厚労省が発表した平成22年の「医療施設(動態)調査・病院報告」によると千葉県の「病院医師数(従って診療所の医師は入っていません)」は人口10万人当り118.2人で前年(平成21年)のワースト4位からさらに順位を下げてワースト2位(ブービー)になったそうです。
ついでながら、「診療科科目別にみた施設数」では、「小児科」を標榜する病院は全国で45施設減って2,808施設に、「産婦人科」または「産科」を標榜する病院は42施設減って1,432施設に、17年連続しての減少だそうです。こんな状況の中で、「さんむ医療センター」が産婦人科の常勤医師を確保して今年4月から産婦人科の診察をこの最悪の医療過疎地域で再開したのは大変な快挙だと思います。

人工透析を避けるために....
週に3回、1回4時間の人工透析が必要な方が増え続けています。全国では約30万人、千葉県全体では約1万3千人で全国で第8番目の多さです。年間の治療費が約600万円もかかりますが、人工透析が必要な慢性腎臓疾患は特定疾病なので本人負担は原則として最大1万円です。しかし、現物給付部分(残りの599万円)は公費と保険料で賄われますので国保の保険料の値上げ要因になります。
腎臓機能の検査としては「尿検査」が一般的ですが、腎機能の低下が進むと、この検査では、その程度が分からなくなります。そこで日本腎臓学会では「クレアチニン検査」の結果から腎臓機能が何%残っているかが男女別・年齢別に一目でわかる早見表を発表しました。
NHKテレビでご覧になった方も多いと思いますが、尼崎市ではこの早見表を活用して「人工透析にならないぞ!チャート式早見表」を作り、人工透析を減らす取り組みを実施しています。健診の検査項目に「クレアチニン検査」を追加し、早見表で腎機能の低下が進んでいると判定された住民を保健師が戸別訪問をして保健指導をしています。この結果、尼崎市では新規の透析患者数を3年連続で減らすことに成功しています。私たちの町でも特定健診の検査項目にクレアチニン検査を早期に追加してもらいましょう。
病気になってから医師にかかっても遅い....
がんや脳卒中や心臓病のような生活習慣病は、本人の生活習慣そのものが発症原因なので、病気の進行に医師が積極的に関与することはなかなか困難です。それだけに一次予防(生活習慣の改善)のための保健指導や二次予防(早期発見・早期治療)のための健診受診がとても大切になります。病気になってから医師にかかるのでは遅いのです。この意味でも保健師の役割は大きくなってきたというべきでしょうし、「かかりつけ医」を作って病気になる前から医師と関わりを持つことが大切です。
尼崎市だけでなくお隣りの長生村でも保健師が大活躍しています。長生村の保健師は「個別相談」や「家庭訪問」を徹底して、胃がんによる死亡者ゼロを達成し、「日本対がん協会賞」を受賞しました。治療中の人や75歳以上の人には個別に医療機関で検診を受けてもらい「かかりつけ医」を持つような指導もしているそうです。感染症から慢性疾患へと疾病構造が大きく変化した現在、「住民の健康に対する意識を変えるのが行政の仕事」(長生村の池礼子保健師)だと思います。
10分遅れると10%可能性が下がる!?....
脳卒中になっても直ぐにこの治療を受ければ劇的に良くなると最近話題の(超急性期)血栓溶解療法(t-PA療法)は、遅くとも脳梗塞発症後3時間以内に治療を開始する必要があります。そのためには2時間以内に病院に搬送されるなければなりません。
病院への到着が10分遅れれば治療できる可能性は10%減り、治療の開始が10分遅れれば良くなる可能性は10%減るといわれています。
私たちの住む山武地域の救済搬送時間は平均約50分です。千葉県全体の平均より約10分余計にかかります (平成21年)。この10分の差で、t-PA療法が使えないことになるかもしれません。助かる生命も助からなかったり、重い後遺症が残ったりもしかねません。
山武地域を含む医療圏(山武長生夷隅保健医療圏)は、所謂4疾病(悪性新生物/がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)の内、悪性新生物や心疾患や脳血管疾患による死亡数が千葉県の平均より1.3倍から1.6倍と多いのが特徴です。
医療圏/千葉県(人口10万人当たり)
悪性新生物: 295.9/235.6:1.26倍
心疾患: 216.5/133.7:1.62倍
脳血管疾患: 123.2/ 80.7:1.53倍
肺炎: 102.7/ 73.6:1.40倍
しかも、山武地域に救急搬送の受皿がなく旭中央病院や千葉大医学部附属病院や亀田総合病院など地域外の病院に時間をかけて搬送する割合(管外搬送率)は年々上昇しています。
管外搬送率/急病による救急隊出動件数
H16: 25.2%/4,729
H17: 27.8%/5,100
H18: 38.3%/5,099
H19: 41.8%/4,955
H20: 43.0%/4,813
4年間で25.2%から43.0%まで約18ポイントも上昇しました。この間、特に救急搬送件数が大幅に増えているわけではありません。千葉県内の9つの保健医療圏の中でも最悪の医療過疎地である私たちの医療圏の過疎の度合いが年々ひどくなってきている結果です。
県内でも最悪の医療過疎地....
重症救急患者を対象とする三次救急医療機関が無いのは、千葉県内の9つの保険医療圏の内、私たちの山武長生夷隅と市原の2つだけです。しかし、市原は、千葉県救急医療センター(千葉医療圏)と国保君津中央病院(君津医療圏)さらに亀田総合病院(安房医療圏)に取り囲まれており、距離的にも山武地域よりはるかに恵まれています。山武長生夷隅保険医療圏域の真ん中にある私達の山武地域はさながら救急医療における陸の孤島です。
「東金九十九里地域医療センター」が漸く平成26年にオープンすることになりました。平成15年に発表された「山武地域医療センター構想」プロジェクトが紆余曲折を経て、約10年もの時間をかけてここに至りました。過去の経緯はともかく、三次救急も担える医療センターが千葉県最悪の医療過疎地の真ん中に出来ることは大変意義深いことです。これからは、この新しい医療センターを医療過疎の改善のためにどう活かしていけるかを前向きに考えるべきです。
大網病院の一人負け!?....
お隣りの山武市にあった組合立成東病院は一足早く昨年4月に地方独立行政法人化を果たし、「さんむ医療センター」として新たなスタートを切りました。「東金九十九里医療センター」も、同じく地方独立行政法人として経営されます。
新しい医療センターは、22の診療科56人の常勤医師と382人の看護師を採用する予定です。ただでさえ医療人材不足なのにこれだけの医師や看護師を集めるのは至難の技です。
新しい医療センターの採用予定数
医師数(常勤)
● 初年度: 30人
● 2年目: 42人
● 3年目以降:56人
看護師数
● 初年度: 129人
● 2年目: 190人
● 3年目: 256人
● 4年目以降:286人
千葉県の医療従事者数(絶対数)/人口10万人当たりの人数(H20年末)
● 医師数:9,855人(161.0/10万人)
全国平均(212.9)を大きく下回り全国順位第45位
● 看護師数:29,373人(479.8/10万人)
全国平均(687.0)を大きく下回り全国順位第46位 ブービー
●准看護師数:11,740人(191.8/10万人)
全国平均(293.7)を大きく下回り全国順位第44位
町立国保大網病院のような地方公営企業(全部適用)は、給与体系や勤務形態が硬直的になりがちで、職種を問わず全体として平等な給与であるために、医師や看護師などの医療に不可欠な特定の人材が集めにくいという、現在のような医療人材不足の状況下では、決定的な弱点があります。これに対して独立行政法人が経営する新しい医療センターは多くの医師と看護師を集めるために、医師や看護師の給与や勤務条件を機動的かつ戦略的にに変更させることが可能です。
実際、医師の給与は全国の公立病院の平均年収に2百万上乗せした約16百万円を、看護師は30万円上乗せして約5百20万円を提示しています。その他にも、認定看護師の資格取得のために約3百万円を支給し、看護学生には月額7万円の奨学金を支給しようとしています。そして、何より看護師にとって魅力的なのは一般的な10:1看護ではなく7:1看護にするということです。これは、入院患者10人ではなく7人に対して看護師を1人配置するということで、看護師の負担が非常に軽減されます。もちろん、人数も費用も約1.43倍(10÷7=1.43)になります。
公営企業である大網病院は新しい医療センターのこの破格の高待遇に対抗出来るのでしょうか。既に、医師や看護師の流出が生じているのか、大網病院のホームページでは、医師と看護師を「急募」しています。医師は前歴年数によっては年収16百万円を超えるようですが....
このままでは、地方独立行政法人のさんむ医療センターと新しい医療センターに大網病院の医師や看護師は取られてしまい、大網病院が維持できなくなることが懸念されます。この医療過疎地域の内側で医療人材の奪い合いをするのは賢明だとは思えません。医療過疎地にあっては、医師や看護師の市場価値が高いのはやむを得ないのですから、3つの病院で協調して、この医療過疎地域の外側から医師や看護師に来てもらう努力をこそすべきです。
そのためには、先ず、大網病院もなるべく早く独立行政法人化して機動的で柔軟な病院経営が可能にすることが急務です。将来的には3つの独立行政法人を一本化することも視野に入れるべきでしょう。
病院を核としたまちづくり....
さらに、例えば、新しい医療センターに近い「みどりが丘」や「季美の森5丁目」に医療従事者用の町営住宅を建設して優遇家賃で住めるようにしてはどうでしょう。人口も増え、住民税や地方消費税も増えるはずです。「みどりが丘」の町有地に看護学校等を誘致することも検討すべきです。また、新しい医療センターは様々な業務を外注する予定ですから、これは大きなビジネスチャンスでもあります。こういう形で私たちの町も医療センターを支えることができるはずです。
こうして、医療センターを核とする病院城下町を大網白里町側に作り、病院を中心としたまちづくりを推進すべきです。
そして、何より重要なことは、 私たち住民が積極的に、この山武地域の3つの病院を「適正」に利用する事です。圏央道が出来て便利になり、地域外の有名病院に自ら「管外搬送」するような住民が増えれば、この地域の病院は共倒れになりかねません。そうなれば、この地域の医療過疎は二度と解消されることもなく、人口も減少し、文字通り過疎化してしまうでしょう。
クレアチニン検査について町の住民課国保年金班(特定健診担当)に特定健診の項目に入れるようにお願いしてみました。テレビの影響もあって、問い合わせは少なくないそうで、担当者は「費用も含めて前向きに検討中」とのことでした。特定健診は老人保健法を引き継いだ「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づいて各保険者に実施が義務付けられています。検査項目は厚生労働省令(平成19第157号第1条)で規定されており、クレアチニンは入っていません。役場としては法令で規定されていないことの実施に付いては若干及び腰に感じられました。しかし、特定健診の目的が生活習慣病対策であることをよく認識して是非早期に実施していただきたいと思います。前立腺がん検査のようにとりあえずは有料でも構わないと思います。
「医療とは、あくまで発病した人を対象として治療を行うものです。つまり、発病しなければ医師の医療行為を受けることができず、健康上の注意点があったとしても“医療レベルでそのために何をすべきか”という踏み込んだ対策は、これまで存在しませんでした。
なぜなら、医師は「病気のプロ」であって決して「健康のプロ」ではないからです。そうした現代医療の限界とも言える領域から、一歩先に踏み込んだのが...「予防医療」という新しい考え方です。「予防医療」とは病気にならないために、健康であり続けるために、積極的に生活習慣を変えていくことなのです。」http://www.kenkoin.jp/img/preventivemedical/midashi.gif
私は、昨年、還暦を迎えました。40歳の頃から、高脂血症と診断され、いわゆる血液をさらさらにする薬を飲み続けています。その頃は、まだ、「生活習慣病」という病名も一般的ではありませんでした。
ただ、私を診療してくれた先生は、病気と健康の間に「未病」という状態があり、多くの高齢者がこの「未病」の状態であると言っていました。私もあえて病名を付けると「高脂血症」ですが、病気の領域には入っていないが、全く健康でも無い、とのことでした。
「未病」の状態の人が病気にならない様に様々な治療や検査が受けられる体制が欲しいですよね。簡単なことが、定期的な血液検査、その結果に基づいた検査治療が必要かと。
この「未病」治療というのは、単にメタボ対策という小さなことでは無く、一色さんが勧める「予防医療」という考え方で、無理に健康である必要は無く、病気にならない「未病」状態で生き方に折り合いを付けて、長生きできればうれしいです。
他県のものですが、是非がんばってください。いずれ、国の厚生行政に「予防医療」という考え方が積極的に取り入れられることを願っています。
コメントありがとうございます。健康転換と共に病気と健康との間の状態をもっと積極的に意識しなければならなくなりましたが、何と呼んでいいのか分かりませんでした。「未病」という言葉がまさにぴったりですね。
応援ありがとうございます。私が立候補する地域は、昔ながらの選挙ゲームが盛んです。既に実弾が飛びかっているというやれやれな噂も聞きます。私は「善意の人」頼みですが、如何せんん寡黙な人々なので手応えが今ひとつ感じられません。
病院立地で町興し! 大賛成です!
どこでも困ってる問題を逆手にとり、テコにして、元気な町を創ろう!
一色さん、頑張って!・・あなたが、まだ、若い!うちに・・

4年前の町議選の投票率は55.78%しかありませんでした。5団地地区を含む、
第1投票所の「瑞穂小学校体育館」では 37.61%、
第3投票所の「みどりが丘自治会館」では 47.22%、
第14投票所の「あさひ保育園」では 35.13%、
第19投票所の「季美の森小学校体育館では33.83%
と軒並み大きく平均を下回っています。これに対して白里地域の下記の4つの投票所のみ平均を上回って比較的高い投票率です。
第10投票所の「農村環境改善センター」では 57.24%
第11投票所の「第一保育所」では 62.61%
第12投票所の「老人福祉センター」では 67.20%
第13投票所の「九十九里自然公園休憩センター」では 64.24%
中でも海岸地区にある第11〜第13の三つの投票所は「投票所マップ」を見ると直ぐに分かりますがとても近いところにあります。しかも、この3つの投票所の有権者数を合わせても4,800人強で、第1投票所(瑞穂小学校体育館)が単独で6,000人以上もの有権者をカバーしていることと比較すると如何にもバランスを欠いています。また、第12投票所(老人福祉センター)は19ある投票所の中で投票率が最高でしたが、有権者数は1,198で最低でした。
投票所の数(カバーする有権者数)とその設置場所とで、投票率はかなり変動するのではないかと思われます。町の選挙管理委員会は平成12年以来、投票所の設置個数と場所及び区割りの見直しをしていません。「新住民」と「旧住民」の対立を徒に煽るのは本意ではありませんが、どうも現在の投票所の設置状況は、旧住民に有利で、新住民には不利になっているように思えてなりません。
しかし、このことは裏を返せば、旧住民の候補者は新住民の票を獲得し難いということでもあります。これまで、新住民からはほとんど候補者がでなかったから投票率が低かったということもあるでしょうから、5団地から立候補する人が出たら投票率の伸びる余地の大きい新住民地区が当落ラインを大幅に上昇させる可能性はあります。その時には投票率の伸び代の少ない旧住民地区は不利になるのではないでしょうか。
実は、本当に大切な事は、既に日本は「自治体サバイバルの時代」に入っているということを認識して、大網白里町という狭い範囲の中の競争ではなくもっと広い他の自治体との競争を勝ち抜くことを新住民も旧住民も一丸になって真剣に考えていかねばならないということです。
皆さんは議会を傍聴に行かれたことはありますか?
役場の本庁舎3階に議場があります。その一番後ろの屋根裏のようなところに定員30人の細長い傍聴席があります。残念ながら車椅子の方や脚の不自由な方がここで傍聴することは難しいと思います。傍聴席の扉を開けるととても急な階段があって、手摺りも付いていないからです。
議会改革を訴える議員の方は多いのですが、自分たちを選んでくれた有権者がわざわざ傍聴に来てくれるのに、誰も手摺りのことまでは気が付かないようです。本庁舎の建物ができたのは昭和47年(1972年)ですから、40年近く誰も気が付かなかったということでしょうか。
先日、ある議員の支援者が沢山傍聴に来ていましたが、ほとんどの方が高齢の皆さんでした。中には歩くのも大変そうな方もいらっしゃいました。この方は急な階段を一段一段ゆっくりと壁伝いに降りて行かれました。後で、その議員に何とかしてあげて下さいとお願いしました。次の定例議会までにはせめて手摺りが付いていることを願っています。
ところで、いざ傍聴に行こうと思っても実は一般質問が何時から始まるのかよく分かりません。会期日程や一般質問通告一覧表にも開始時間は書かれていません。住民の方が本当に傍聴に来てくれるとは思っていないのかもしれません。議会は平日に開催されますから傍聴に来られる人は限られてしまいます。常連の方たちは良くご存知なので、議会事務局もうっかり開始時間を明記するのを忘れてしまったのかもしれません。
役場の本庁舎にはエレベーターもエスカレーターもありません。
車椅子の方はそもそも議場のある3階に行くことができないのです。脚の不自由な方も議場に辿り着くのは大変なことです。議会事務局に聞いたら、そのために1階のロビーで同時中継しているとのことでした。車椅子の方も自分が選んだ議員の肉声を聞いたり議場の雰囲気を直接感じたりしたいはずだと思います。
そこで「出前議会」の提案です。議会はいつも議場でやる必要はないと思います。たまには小学校の体育館とか大網アリーナで土日に開催したらどうでしょう。きっと沢山の住民が親子連れで傍聴に来てくださるはずです。既に実施されている議会の委員会など一部の出前ではなく議会全体の出前ということで、マスコミからも注目されるかもしれません。
議会改革は形ばかりの議会基本条例を制定することではありません。小学校の体育館のような住民に身近な場所で議会を開催し、会議の後には住民と議員が意見交換ができるようにする事の方が真の議会改革だと思います。未来を担う子供たちも小さな頃から地方政治というものを身近に感じるようになるでしょう。私たち住民も議員を身近に感じ、日常生活の延長線上に町政を肌で感じるようになるでしょう。町政への関心も自ずと高まり、住民参加型の協働のまちづくりが進むでしょう。
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「大網白里町議会会議規則」の第9条第1項には「会議時間は、午前10時から午後5時までとする。」と書いてあります。また、第10条には、「日曜日及び休日は、休会とする。」とありますが、議長が「特に必要と認めるとき」は休日でも開催できるし、議員の半分以上が請求した場合も開催できます(地方自治法第114条)。また、第1条に「議員は、招集の当日会議定刻前に議場に参集し」という文言がありますが、「議場」の定義は特にありません。

議会改革が最近の流行りなので、形ばかりの議会基本条例を作ったりする地方議会は多いようです。しかし、議会改革は住民不在のまま実行しても意味がありません。コップの中の水をかき混ぜるだけではせいぜい水が濁るだけで水は増えません。外からどんどん新鮮な水を注ぎこむ必要があります。水があふれるようになったらもっと大きなっコップに換えるのです。
有権者が4万人以上もいるのに傍聴席がたった30席しかないことをおかしいと思わないのが変ですね。40年以上手摺すら付ける必要性を認識できなかったというのも住民不在の議会を象徴しています。こんな議会に議会費として毎年1億5千万円近くかけるのは勿体無いです。
住民自治と団体自治とが地方自治の本旨なのに、これでいいのでしょうか?
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